杉原プロジェクト  脊髄損傷者による富士登頂チャレンジ

【PROJECT】

→ 2015年 富士山登頂チャレンジ

→ 2016年 常念岳登頂チャレンジ

杉原 紘人 (SUGIHARA HIROTO)

【PROFILE】

1994年12月29日 東京都世田谷区生まれ。成城大学経営学部1年生。2011年1月8日、高校1年生の時にラグビーの試合中の衝突により、頸椎5,6番を損傷。脊髄損傷により四肢麻痺となり、以降車椅子生活を余儀なくされる。2011年5月より脊髄損傷者専門トレーニングジム「J-Workout」で週2回のトレーニングを開始。約1年弱で車椅子からの卒業を果たし、現在杖歩行で生活をしている。2015年 目標であった【富士山登頂】を達成し、大学へ通いながらJ-Workoutで週2回のトレーニングを行っている。

「同じ障害で苦しんでいる人達に希望を与えたい」

今までたくさんの人に支えられてここまで歩けるようになりました。富士登山の挑戦でたくさんの脊髄損傷の人たちより応援 / 激励のメッセージをいただきました。今後も皆様の希望になれるように色々なことにチャレンジしていきたいとおもっています。

脊髄損傷者が登山をするのはい大変?

SPINAL CORD INJURY

- 脊髄損傷とは? -

TRAINING for WALKING

- どうして歩けるようになるの?-

TRAINING for CLIMBING

- 脊髄損傷者の登山トレーニング-

脊髄損傷者は国内に10万人以上。さらに、交通事故やスポーツ中の事故などによる新たな受傷者は毎年数千人とされ、決して他人事とは言えません。脊髄を損傷すると、受傷部以下の運動機能・知覚機能・自律神経機能に障害が出て、重度損傷者の多くは車椅子生活を余儀なくされます。しかし、現在の医療では、根本的な治療法は確立されていません。杉原さんは当初、上肢や下肢に多少の動きはあったものの全身に麻痺があり、介助のもとでやっと立位がとれる、という状態でした。

 

杉原さんの歩行回復トレーニングを担当したJ-Workout(ジェイ・ワークアウト)では、近年関心が高まっている神経の可塑性にフォーカスした “神経トレーニング” と、統制がとれた自然で機能的な歩行ができるようになるための“身体トレーニング”を行っています。具体的には、Developmental Movement Pattern (DMP)というヒトの発達上の動きのパターン(=寝返り、四つ這い、ハイハイ、つかまり立ち、歩行等)に沿って中枢神経系を刺激し、中枢神経の活性化と編成を長期にわたり促進していきます。。その動きの中で、立位や歩行に必要な骨格筋や関節を強化したり、筋肉の柔軟性やバランス感覚アップを行っていきます。麻痺部分にも積極的にアプローチし機能回復を図る点が特長です。

実際の山登りで発見した課題を克服すべく、現在週3回のトレーニングを実行しています。大きな課題は、 腿の引き上げ、足首の引き上げ、足裏のグリップ力、悪路でのバランス力、手のグリップ力、そして下肢の持久力強化です。各関節が連動したスムーズな動きも、さらに強化が必要です。現在、傾斜をつけたトレッドミルでのトレーニングをはじめ、山道での悪路や段差を想定した高さのある段差の上り下りの練習、また、持久力と段差登り降りを合わせた階段でのトレーニングも取り入れ、筋力、持久力の強化を図っています。自宅ではパワープレートを使用するなどの自主トレーニングを行っております。

【杉原プロジェクト実行委員会】
【協力企業 / 団体】
【後援】 安曇野市 安曇野ライアンズ倶楽部 安曇野市山岳観光推進実行委員会 北アルプス登山案内人組合連合会(堀金組合) 常念岳研究会 日本アルプス常念小屋

© SUGIHARA PROJECT